SHODEN

  1. HOME
  2. 最新情報
  3. 2015
  4. 電気設備学会 第15回会長賞および第8回星野賞を受賞

2015年06月05日会社

電気設備学会 第15回会長賞および第8回星野賞を受賞

2015年(平成27年)電気設備学会において、第15回会長賞を新井慶之輔が、第8回星野賞を柳川俊一が受賞いたしました。

第15回会長賞 功績概要
新井慶之輔は、主に低圧開閉器の開発、サージ防護デバイス(SPD)の開発、電気設備の雷害対策に従事し、この分野での日本有数のすぐれた技術者であるとともに、雷害対策分野で、IEC(国際電気標準会議)をはじめ、JIS(日本工業規格)などの国内の規格の作成、整備などに取り組んだ。
これまでに蓄積した雷に関する多くの知見をもって、IEC/TC81(雷保護)などの雷保護技術の国際会議に数多く参加し、雷保護に関する国内外の規格の制定・整備、国際規格への国内意見の反映なども含め、我が国における雷保護技術の発展に多大な功績がある。
また、雷保護技術に関する論文の査読、論文の寄稿、講習会・講演会の講師等、並びに、関連書籍の編集など、雷保護技術の教育・普及に大きな貢献をした。
星野賞 功績概要
柳川俊一は、本学会の評議員に就任し、また、IEC/TC81国内委員会、雷保護JIS原案作成委員会や雷関連の委託研究委員会の委員として活躍している。
国内における国際活動としては、2006(平成18)年に開催したICLP(International Conference on Lightning Protection)金沢大会、2009(平成21)年に開催したALPF(Aaia Lightning Protection Forum)横浜大会、2013(平成25)年に開催したIEC/TC81(雷保護)札幌会議等がある。これらの国際大会は本学会が共催している国際会議であり、実行委員会の一員として中心的役割を果たし、雷保護分野における技術的交流に貢献した。
また、ICLP、ALPF(現在はAPL(Asia Pacific International Conference on Lightning ))およびAPEMC(Asia Pacific EMC Week)において複数回、論文を発表し、SPDの諸特性や接地の過渡的特性について、日本における技術力の高さを示してきた。
特に再生可能エネルギーとして注目されているが落雷頻度の高い風力発電システムの接地における過度特性については、全国11箇所で実機での実験を実施し、その結果の解析により効果的な雷保護設計などを提案している。