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主な技術施設・設備

雷インパルス電圧発生装置

雷インパルス電圧1200kV(120万V)の超高電圧が出力可能

2002年4月に完成した国内トップクラスの雷インパルス電圧発生装置です。最大1200kVの雷インパルス電圧を発生させ、そのサージの影響を測定できます。放電現象による雷インパルス誘導雑音試験なども実施できます。

装置概要

放電現象に伴って発生する雷サージは、電圧・電流ともに大きく、電子機器の破壊や誤動作につながる恐ろしい存在です。本発生装置は超高電圧の雷サージ電圧発生装置で主に耐電圧試験、雷インパルス破壊電圧試験等が実施可能です。

雷インパルス電圧波形

雷インパルスの立上り時間T1は1.2μsで、電圧値が半減する間での時間T2は50μsとなります。

雷インパルス電圧波形

動作原理

本発生装置はコントロールシステムの制御のもとで直流高電圧発生回路を通して雷インパルス電圧発生部に充電を行います。設定した電圧に達すると、トリガパルスによって雷インパルス電圧発生部最下段のスパークギャップが放電します。その結果生じた過電圧によって以降のステージが順次放電致します。すべてのスパークギャップの放電により、全ステージが直列に接続されて、充電電圧が増幅され、雷インパルス電圧として出力されます。

システム構成図