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導入事例07日通商事株式会社
ロジスティクス・サポート事業部 様

電源用SPD、通信用SPD

新拠点の雷被害を契機に雷害対策を強化

日通商事株式会社ロジスティクス・サポート事業部様は、国内外に多くの拠点を構え、高品質な国際商・物流サービスを展開していらっしゃいます。 別部門の工場で雷による機器故障があったことを契機に雷害対策の必要性を知り、雷による事業停止リスクが最も高い「狭山LSセンター寄居サテライト」に雷害対策を導入することになりました。雷害対策の強化に取り組まれた背景や昭電のSPDを採用したポイントについて詳しく伺いました。

日通商事株式会社 ロジスティクス・サポート事業部 経理部主査 足立圭史 氏  係長 今村裕樹 氏

導入背景落雷被害を経験したのを機に主要施設の雷害対策の強化を検討

2017年の夏頃*1、日通商事様が関西に建設中の工場で落雷があり、事務機器が破損しました。幸い事業への影響はなかったものの、ロジスティクス・サポート事業部様はこれを機に雷害対策の強化に取り組むことになりました。
「当事業部ではお客様の生産ラインに直結して品物を納入しています。近年は異常気象が続いており、納入遅延などに繋がる雷リスクを回避するために狭山LSセンター寄居サテライトの雷害対策を強化することになりました。」(今村様)
寄居サテライトは自動車部品の製造ラインと直結しており、万が一稼働中に落雷被害があれば物損や休業損失、信用度低下など、甚大な影響が予想されます。
「しかし避雷針以外の対策は全く分からなかったため、設計会社に相談して雷害対策企業を紹介してもらいました。」(足立様)。

※1:2017年7~9月は過去5年間で最も多い落雷数を観測(気象庁データ参照)

選定のポイント専門的な知識を駆使しつつ、お客様目線で伝えられる提案力

雷害対策工事は、昭電を含めた数社のコンペ形式で行われました。
「複雑な建築図面でしたが、これを見て昭電だけがキュービクルに既にSPDが入っていると指摘した上で、追加策を提案してくれたのです。」(今村様)
昭電が提出したのは、現在の状況や対策方法、SPDの役割などを分かりやすくまとめた提案書で、それも大きなポイントだったとおっしゃいました。
「昭電の提案書は専門的なことを分かりやすく説明していて、すんなり理解できました。専門用語ばかりになりがちな難しい提案書とは対照的で、社内に説明しやすかった点も理由の1つでした。」(足立様)
これらの点を総合的に評価いただき、昭電の提案を導入していただくことになりました。

導入の効果落雷時のリスクを最小化することで、安心感が向上

雷害対策工事は、BCPの観点から優先度の高い電話回線や分電盤、動力制御盤への電源用・通信用SPD設置を中心に進められました。
「導入後はまだ落雷を経験していないのですが、『安心感』を感じています。その点、保険と少し違うけれど似た感じだと思っています。」(今村様)

導入内容

  • 保護対象

    • 電灯分電盤
    • 動力制御盤
    • 電話回線
  • 対策方法

    • 電源用SPD「AGN-2シリーズ」導入
    • 電源用SPD「AGN-2シリーズ」導入
    • 通信用SPD「SGシリーズ」導入

今後の展開水害なども想定した最適なBCP提案を昭電に期待

「今回、雷害対策の必要性を知って取り組み始めたことで、雷害対策には終わりがないこと、だからこ そ優先度の高いところから始める必要があると知りました。また、港に近い工場では台風や高潮などの水害への対策も重要になっており、昭電には最適な提案を期待してます。」(足立様)
今後、拠点ごと・災害リスクごとに昭電のBCPソリューションをご提案させていただきます。

お客様データ

日通商事 ロジスティクス・サポート事業部様は、ロジスティクスに関する梱包・輸送のトータルサポートを手掛けていらっしゃいます。狭山LSセンター寄居サテライトは、自動車部品を中心とする輸出梱包業務などに対応する多目的物流拠点です。

名称 日通商事株式会社 ロジスティクス・サポート事業部
住所 東京都港区海岸1-14-22
主要業務 輸出入付帯業務全般(量産梱包・保管・入出庫・小組)

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「ユーザーレポート」02
日通商事株式会社 ロジスティクス・サポート事業部様
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