昭電では、皆さまのオフィスが地震に対してどれだけ危険かがよく分かるチェックシートをご用意しました。
すでに地震対策を済ませた方も、ぜひもう一度ご確認いただき、「想定外」な事態が起こらないような万全の備えのために、ぜひご参考にしてください。
東日本大震災では、長周期の揺れによって高層階オフィスではキャスター付きのコピー機や複合機、シュレッダーなどが数メートルも移動しました。
これらの機器は重量があり、加速して移動したものに挟まれた場合の衝撃は、その重量の何倍にもなります。
人命・財産への被害防止に移動防止対策は極めて重要です。
キャスター部に装着し、地震時の移動を抑止するストッパーです。
スリット入りなので、本体を動かしたり持ち上げたりせずにキャスターへ装着することができます。
地震の揺れにより、パソコンなどのOA機器が床などに落下し、再び結線や設定し直しが必要となるなど、業務再開に支障をきたします。
最悪は、ローカル上に保存された重要データなどが取り出せないほどハードが破損することも考えられます。
デスクやテーブルなどはジョイントで連結し、安定させます。
パソコンなどのOA機器は、ストラップやゲルマットなどでデスクに固定します。デスクはM6以上のボルトで床に固定するようにします。
地震の揺れでキャビネットなどがこのように動くことが想定されます。けが人などが出ないよう、被害を軽減できるような対策が必要です。
キャビネットなど家具類は、壁の構造や材質に合わせて固定する必要があります。強度のあるコンクリート壁が下地にある場合と、下地が軽量鉄骨の場合は施工方法が違いますのでご留意ください。
また、キャビネットを二段に重ねる場合は、必ずサイドジョイントプレートなどで上下を固定して、適切な方法で壁面にも固定します。
床にも固定すると効果的です。
膨大かつ重要なデータを運用するデータサーバは、企業にとってリスクマネジメントの観点からも地震対策をすべき重要度が高く、災害時にも瞬断もなく稼働することが求められます。
データサーバもしくはこれを収納するサーバラックは倒れて機器やデータが破損しないような対策をすることが重要です。
既設の場所でも自由に対応できるコンパクトな免震装置。
常時待機方式でスタート機構がなく、地震動に即応できるので、大きな効果を発揮します。工事の必要がなく、置くだけで免震対策が可能で、地震後にリセットの必要もありません。
移設や機器増設時の設置も簡単、連結も可能です。
地震対策は企業の実態に即したプランでなければ、役に立ちません。地震対策は昭電にとって創業当初からの重点分野であり、数々の免震・耐震装置を開発してまいりました。優れた技術力と今日まで培ったノウハウをより多くのお客様にご活用いただくために、プロジェクトチームを編成し、お客様の信頼とニーズにお応えしています。