識別固定部材
スロットレスケーブル対応部材
スロットレス識別固定部材
スロットレスケーブル導入で、口出しの心線識別方法や余長収納棚の開閉時、心線余長可動に伴う口出し部分にかかる心線ストレスを軽減します。
スロットレスケーブル対応部材の部品構成
品名 | スロットレス識別固定部材 |
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構成 | スロットレスケーブル専用TM固定金具×1個、 識別リング×1組(3色 青、黄、緑 各1個) |
適用クロージャ | 適用クロージャAU-300、AU-300W/8、A-300W/8(2号クロージャ) |
スロットレスケーブル対応部材実装手順
❶ クロージャ添付部材シリコンチューブの加工
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チューブを斜めにカット
クロージャ添付部材シリコンチューブの片側端部を約30°位ハサミなどで斜めにカットします。
心線の保護
加工後、テープユニット単位で心線にシリコンチューブを被せ、心線の保護を行ってください。
注意:シリコンチューブは、Φ2.5㎜を使用してください。
❷ テンションメンバの固定
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固定金具を装着
既存テンションメンバ固定金具を外し台座に、スロットレスケーブル専用TM固定金具を装着します。このとき、スロットレスケーブル専用TM固定金具溝側が既存テンションメンバ固定金具の台座に接するように実装してください。
テンションメンバを固定
スロットレスケーブルのテンションメンバ2本を、スロットレスケーブル専用TM固定金具に差し込み上部固定ネジを締め込みテンションメンバの固定を行ってください。
注意:スロットレスケーブル専用TM固定金具溝の方向を必ず確認し実装してください。
❸ 識別リングのシリコンチューブ保持
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識別リングを実装
スロットレスケーブル端末処理の心線にストレスが加わらないよう、スロットレスケーブル専用TM固定金具に識別リングを実装してください。識別リングは、スロットレスケーブル専用TM固定金具の片側に3個実装可能です。
シリコンチューブを保持
スロットレスケーブル専用TM固定金具に識別リングを実装後、シリコンチューブを渦巻上の溝に差し込み、シリコンチューブの保持を行います。識別リング溝にφ2.5㎜シリコンチューブは、5本保持することが可能です。
ストレス発生有無の確認
順に作業を行い、余長収納棚の稼働によるストレス発生有無を確認してください。
カタログ・取扱説明書
名称 | データ形式 | データサイズ | ダウンロード |
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光ファイバネットワークシリーズカタログ | 3.7MB | ダウンロード |