広域無線

RAD 広域無線システム Airmuxシリーズ

RAD社製 Airmuxシリーズは、簡易的なライセンスバンド4.9GHz帯を利用し干渉に強い長距離、高スループットの無線システムを構築します。

wireless_rad

Airmuxシリーズは、1対1のポイントtoポイント接続を行う「Airmux-400P」と、1対nのポイントtoマルチ接続を行う「Airmux-5000」があります。鉄道、船舶など移動体通信を必要とする企業や、長距離無線通信を必要とする自治体、無線による監視カメラの設置を検討している企業などに最適です。

構成例 Airmux-400P(ポイント-ポイント)

Airmux-400P

  • 長距離、広帯域

    見通しエリアでは40km、30Mbpsを超える高性能無線リンク

    2kmでは250Mbpsを超える高いスループットを実現

  • シンプルな構成

    平面アンテナ/ODUとPOEとのシンプルな構成

  • 簡単なインストール、単純なメンテナンス

  • 低消費電力(30-35W)

構成例 Airmux-5000(ポイント-マルチ)

Airmux-500P

  • 長距離、広帯域

    トータル最大250Mbpsの集約スループット

    見通しエリアでは10kmを超える高性能無線リンク

  • シンプルな構成

    平面アンテナ、ODU、POEとのシンプルな構成

  • 柔軟な拡張性

    子局は最大32ユニットを収容可能

    ベースユニット(親局)は60°90°120°のアンテナをラインナップ

  • 簡単なインストール、単純なメンテナンス

  • 低消費電力(30-35W)

Airmux 干渉防止技術と機能

  • OFDM

    直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)と呼びます。地上波デジタルでも採用されている技術であり、マルチパスフェージング(反射、回折などにアンテナに直接到達しない信号)の影響を受けにくい通信方式を採用しています。

  • ダイバーシティ

    ダイバーシティとは、複数のアンテナで、受信状態の良いアンテナを利用する方式です。縦、横90°のアンテナを利用した偏波ダイバーシティと、外部アンテナ を利用した空間ダイバーシティを利用可能です。

  • 自動チャネル切替機能

    万が一、他無線局と混信した場合は、自動的に空きチャネルに切替を行います。

  • 送受信比率の変更

    監視カメラの映像などの上下の一方向のトラフィックが大きい場合は、上り下りの帯域の比率を変更することが可能です。

  • VLAN

    VLANを標準サポートしています。AIRMUXのイーサネット接続をVLANでセパレート可能です。

  • QOS

    QoSをサポートしており、ビデオ、音声、制御のデータをプライオリティを付けて伝送可能です。

Airmux を利用した導入例

  • 新エネルギーの監視、制御向け

    太陽や、風力発電のサイトは、制御用のネットワークの無い郊外に設置されることが多い。監視拠点から発電所までの有線ネットワークを敷設するコストを削減をするため、Airmuxを導入。

    新エネルギーの監視、制御向け

  • 光中継回線のバックアップ

    光中継回線が被災した場合の迂回回線としてAirmuxを導入する。拠点が多い場合は、移動中継車にAirmuxを搭載しコストダウンも可能。

    光中継回線のバックアップ

暴風対策、塩害対策、耐震金具について

  • 暴風対策

    暴風対策について

    本製品の耐風速は44m/sまでの仕様となっております。 この風速を超える場合には、弊社にて耐風速オプションにより、60m/sのサポート金具をご用意しております。

  • 塩害対策について

    平面アンテナ、ODUユニットについては、メーカー(RAD社)での塩害対策が可能です。

  • 暴風対策

    耐震試験風景

    耐震金具について

    耐震強度を最大5Gまで上げ、地震発生時に最終インフラとして通信維持を行います。

関連ページ

お問い合わせはこちら 製品に関するご質問や見積依頼などお気軽にお問い合わせください