コンピューターの免震対策

床免震システム SD-2[水平]

すべり方式で、フロアに伝わる地震力を頭打ちに
「すべり支承」と「すべり板」の間にすべりを生じさせる「すべり方式」により、地震力を頭打ちにします。支承は、剛すべり支承と弾性すべり支承の2種類があり、弾性すべり支承は、低加速度レベルからの免震効果が得られます。機構が簡明で、設置時の面倒な調整は不要、しかも通常時はメンテナンスフリーです。建屋構造、フロア仕様、積載荷重に応じた床組み構造のバリエーションが可能です。
機器免震装置 SD-1

免震装置の構造

免震支承・免震フレーム・フリーアクセス床の3つに大別され、フリーアクセス床のパネルサイズによってフレームピッチを合わせます。また床下空調の場合、風量阻害しない様ラチスタイプもご用意しております。
免震効果

免震の原理

免震装置はすべり板とすべり支承の間に作用するせん断力が両者間の摩擦抵抗力以上のせん断力を伝わらないようにする原理に着目したものです。摩擦係数は、すべり速度によって異なりますが、0.05〜0.15の間にありますので、上部構造物が剛体である場合には50〜150gal※程度ですべりが生じることになります。繰り返しすべりが生じると、摩擦エネルギー消費による減衰効果により応答が低減されます。支承はテフロン材とステンレス板の低摩擦を利用し、ゴムばねを併用して変位制御を行います。
免震装置の構造1

免震装置の構造1
すべり支承

免震装置の構造1
すべり板およびストッパー

免震効果

三軸振動台における実験の結果、600gal※までのさまざまな入力レベルにかかわらず、SD-2フロア上の応答加速度はすべて150gal※以下となり、地震力の頭打ちが実証されています。なお、すべりによる変位量は地震動によって異なりますが、エルセントロ波600gal※加震の場合、15cm 以下となります。
※ 9.8m/s2 = 980gal
免震効果

接地例 [部屋全体の床を免震にする場合 ]

設置例
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