昭電50年の歩み

2002年
2007年
「雷インパルス電圧・電流装置」をテクノセンタに導入

近年、局地的な雷雲を伴った豪雨が頻発し、全国各地の落雷の被害は増加傾向にある。こうした状況を受け、2004(平成16)年に制定されたJISでは、直撃雷波形(10/350μs)に対応したクラスⅠSPDの規定が追加されたが、国内でこの波形を発生させられる試験設備はほとんどなかった。そのような状況で、2002年4月、テクノセンタに「雷インパルス電圧発生装置」を導入。続いて2007年1月、世界最大級の「雷インパルス電流発生装置」を同所に設置。この装置は、直撃雷電流波形で最大20万A(200kA)を発生させることが可能。SPDなど当社の雷害対策製品の開発はもとより、太陽光発電や風力発電、そして航空機の直撃雷シミュレーション試験にも利用されている。

雷インパルス電流発生装置
雷インパルス電圧発生装置