昭電50年の歩み

1999年
「光配線盤2880心」を開発

1990年代後半にはブロードバンド時代が本格化。当社でも高密度・大容量の光ファイバーケーブル用配電盤の開発・販売に取り組んでいた。そんな中、新製品が生まれるきっかけとなったのが、あるお客様の言葉であった。当時の光配電盤は1000心がスタンダードだったが、設置スペースが狭い状況でもさらに高密度な製品が求められていたのである。そして、1999(平成11)年に誕生したのが「光配線盤2880心」。480心×6ユニットを実装可能で、ユニットの増減による容量の変更にも対処できる。当時、最先端・最高峰のODFとして、納入した電力会社の管内では発売1年目でシェアが75%余にも達した。

高密度光配線盤2880心
光配線盤試験