昭電50年の歩み

1965年
株式会社昭電を設立

1965(昭和40)年10月15日、株式会社昭電は産声を上げた。現・会長 太田昭吾と現・副会長 川﨑章が会社を設立することとなったのは、1964年10月に開催された東京オリンピックがきっかけであった。当時、コンピュータを開発・製造していた大手IT企業に、コンピュータ用AVR(電源装置)を納入。それが縁で、大手IT企業との付き合いが深まっていったことから、「いつか起業したい」と考えていた太田は同僚の川﨑を誘い日比谷公園のベンチで語らい、独立を決意する。その時に決めた「昭電」という社名には、「昭和時代の同志が電気に関する仕事を始める会社」という意味を込め、社章は、会社が発展してくために一番大切なのは「人と人との和」との考えを図案化した。

印刷会社の倉庫を改造した社屋
右:太田昭吾 現・取締役会長/左:川﨑章 現・取締役副会長